木材の有効活用に貢献する画期的な木造構法
パネルログ構法
パネルログ構法は、一定の大きさの木材を縦に並べてパネル化し、壁を作る新しい構法です。
木という単一の材料でパネルを作ることで、断熱材、構造材、仕上げ材を兼ねるため、コストが抑えられるだけでなく、質の高い温熱環境が得られます。
一般木造の3倍程度の木材を使用することにより、炭素固定量が増加し、脱炭素社会の実現に貢献します。
また、パネルログ構法に関わる川上から川中・川下の関係者によるサプライチェーンを構築することにより、伐採後の再造林を含めた森林の循環利用、雇用の創出を目指しています。
パネルログに用いる木材(ログ材)は基本的には120mm(4寸)角を用い、用途に応じて形状を加工することで気密・水密性能を高めることができます。
耐力面材を兼ねる壁として用いるパネルログの厚さは、105mm、120mm、150mmの3種類です。その他、間仕切壁や床、天井、屋根パネルに適したハーフパネルログがあります。
910mmモジュールを基本としていますが、1mモジュールやその他のモジュールに合わせて、ログ材を削り出すことも可能です。
簡素な構成と部材で特許を取得しており、高度な設備・技術が不要なため、誰でもどこでも部材を生産することができます。
パネルログは従来のログハウス同様、1つで「構造材」「断熱材」「内外装仕上げ材」を合わせ持つ「スーパー建材」です。
パネルログ構法は、工程の種類が少ないため、本体組み立ての工期を短くすることができます。
一般木造の3倍程度の木材を使用。「軽量鉄骨造」と比較した炭素排出量はの約1/3、炭素貯蔵量は約12倍と考えることができます。
専用の加工機械を開発し、品質の安定化と生産工程の単純化を実現。大量需要にも対応可能です。
森林の価値向上、製材・加工・建設等雇用の創出はもちろん、エンドユーザーを取り込みサステナブルな社会への貢献が可能です。
大規模・高層建築の構造体を構成するための耐力性能試験を開始しているほか、耐火性能の研究・開発・試験を繰り返しています。
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